ミラクル☆レイナ
「あ、そうだ!名前!『白河さん』じゃなくて『杏』で良いよ!私も三和子ちゃんって呼んでるし!」
そう言われて、私は少し戸惑った
レイナちゃんとカズくん以外の人を下の名前で呼ぶなんて初めてだ
私は意を決して呼んでみた
「……杏ちゃん……?」
すると、杏ちゃんは嬉しそうに笑って言った
「そうそう!そんな感じ!」
そう言ってくれた、杏ちゃんに私は、さっきからずっとお願いしたかった事を言ってみた
「……今、読んでる本が読み終わったら……、……次は杏ちゃんが私に何か良い本をおすすめしてくれないかな!?」
私の言葉を聞いた杏ちゃんは、さっきと同じ満面の笑顔で言った
「うん、分かったよ!じゃあね三和子ちゃん!また明日!」
「うん、また明日!」
そう言って走り去る、杏ちゃんの後ろ姿が見えなくなるまで、私はずっと見つめていた
……初めてだ
クラスメートと本の話で盛り上がるなんて……
それもこれも全てレイナちゃんのお陰だ―――…
そう言われて、私は少し戸惑った
レイナちゃんとカズくん以外の人を下の名前で呼ぶなんて初めてだ
私は意を決して呼んでみた
「……杏ちゃん……?」
すると、杏ちゃんは嬉しそうに笑って言った
「そうそう!そんな感じ!」
そう言ってくれた、杏ちゃんに私は、さっきからずっとお願いしたかった事を言ってみた
「……今、読んでる本が読み終わったら……、……次は杏ちゃんが私に何か良い本をおすすめしてくれないかな!?」
私の言葉を聞いた杏ちゃんは、さっきと同じ満面の笑顔で言った
「うん、分かったよ!じゃあね三和子ちゃん!また明日!」
「うん、また明日!」
そう言って走り去る、杏ちゃんの後ろ姿が見えなくなるまで、私はずっと見つめていた
……初めてだ
クラスメートと本の話で盛り上がるなんて……
それもこれも全てレイナちゃんのお陰だ―――…