幸せ
どうしてアタシの名前を知ってるんだろう・・・
そう思っていた。
学校が終わり、放課後になった。
麻美は、ずっとメールを打っていた。
「ねぇ麻美、誰とメールしてんの?」
「亮だよ」
「えっっ!?アド交換したの?」
「うん!超ラッキー」
麻美は、すごく嬉しそうだった。
アタシも、自分のことみたいに嬉しかった。
アタシは、亮くんに手紙を書いた。
『亮くんへ
麻美は、亮くんからメールが来ることが
すごく嬉しいみたいです。
だから、これからもたっくさん
メールをしてあげてください。
亜矢より』
アタシは、D組に行った。
D組には亮くんの姿はなく、智也くんがいた。
「あの・・・」
「おぉ、亜矢」
『おぉ、亜矢』って、いきなり・・・?
「あの、智也くん・・・」
「ハハハ!智也でいいよ」
「え・・・」
思っていたより、優しくて、明るい人だった。
「智也・・・」
「どーした?」
「これ、亮くんに渡してくれないかな・・・」
受け取ってくれた智也。
「お前、亮狙い?」
「え?」
「ラブレターかよ」
「そんなんじゃないよ」
違うもん・・・
「じゃあ、キスしてもいい?」
「え・・・ん・・・」
智也のキス。
これが、アタシのファーストキスだった。
アタシはあの時、すごく泣いたよね・・・
ファーストキスを大事にしていたアタシは・・・
「初めて・・・だった?」
そう言われたけど、アタシは答えなかった。
その時は、それぐらいショックだったから。
家に帰っても、ご飯も食べずにベットにもぐった。
ずっと、あなたの事を考えていた・・・
アタシの恋は、この時から始まっていたのかもしれない。
恋のしかたって、何だろう?
恋って、したいと思ってするものなのかな・・・
いや、恋は、自然にしてしまうもの。
心が勝手にしてしまうもの。
アタシは、智也に、恋をしたんだ・・・
そう思っていた。
学校が終わり、放課後になった。
麻美は、ずっとメールを打っていた。
「ねぇ麻美、誰とメールしてんの?」
「亮だよ」
「えっっ!?アド交換したの?」
「うん!超ラッキー」
麻美は、すごく嬉しそうだった。
アタシも、自分のことみたいに嬉しかった。
アタシは、亮くんに手紙を書いた。
『亮くんへ
麻美は、亮くんからメールが来ることが
すごく嬉しいみたいです。
だから、これからもたっくさん
メールをしてあげてください。
亜矢より』
アタシは、D組に行った。
D組には亮くんの姿はなく、智也くんがいた。
「あの・・・」
「おぉ、亜矢」
『おぉ、亜矢』って、いきなり・・・?
「あの、智也くん・・・」
「ハハハ!智也でいいよ」
「え・・・」
思っていたより、優しくて、明るい人だった。
「智也・・・」
「どーした?」
「これ、亮くんに渡してくれないかな・・・」
受け取ってくれた智也。
「お前、亮狙い?」
「え?」
「ラブレターかよ」
「そんなんじゃないよ」
違うもん・・・
「じゃあ、キスしてもいい?」
「え・・・ん・・・」
智也のキス。
これが、アタシのファーストキスだった。
アタシはあの時、すごく泣いたよね・・・
ファーストキスを大事にしていたアタシは・・・
「初めて・・・だった?」
そう言われたけど、アタシは答えなかった。
その時は、それぐらいショックだったから。
家に帰っても、ご飯も食べずにベットにもぐった。
ずっと、あなたの事を考えていた・・・
アタシの恋は、この時から始まっていたのかもしれない。
恋のしかたって、何だろう?
恋って、したいと思ってするものなのかな・・・
いや、恋は、自然にしてしまうもの。
心が勝手にしてしまうもの。
アタシは、智也に、恋をしたんだ・・・