幸せ
「亜矢?智也くんいるぞぉ」
「う・・・うん・・・」
「あ、亮も裕樹くんもいる」
あ・・・智也と目が合った。
また、目を反らした。
「亜矢・・・」
「え・・・」
智也が、こっちに来る。
「ちょっと亜矢借りるぞ」
「え・・・ちょっと待っ・・・」
「行ってらっしゃい」
アタシたちは麻美と千夏に見送られて、学校を出た。
「智也・・・?」
「ん?どーした」
「どこ行くの?」
「内緒・・・ほら、乗れよ」
アタシの体が宙に浮いた。
アタシは、智也の自転車の後ろに降ろされた。
「しっかり掴まれよ」
「え・・・」
智也は自転車をこぎ出した。
風が気持ち良かった。
「到着」
「ここ、智也の家?」
「あぁ。ほら、来いよ」
「え・・・お邪魔・・・します」
智也に案内されて、アタシは智也の部屋に入った。
沢山のCDの山に、雑誌の山。
黒い壁や床に、黒いベット。
すごく男っぽい部屋だった。
「亜矢・・・俺、亜矢のことが好きだ」
「え・・・」
突然の告白に、アタシは戸惑った。
「付き合ってくれ・・・」
「え・・・」
別に、ダメじゃない。
なのにアタシは、必死で言葉を探した。
「やっぱ、ダメか・・・」
「ううん!ダメじゃない!」
言葉が勝手に口に出た。
「え?本当か?」
「う・・・うん・・・」
「よっしゃ!!」
智也は喜んでくれた。
その時の笑顔は、今でも覚えてるよ・・・
やんちゃで、可愛いその笑顔を。
「亜矢・・・好きだ・・・」
「アタシもだよ・・・」
「キスしても大丈夫?」
智也・・・
あなたの優しさを、アタシは絶対に忘れません。
「うん・・・大丈夫・・・」
「ありがとな」
「・・・ん・・・」
智也との、二度目のキス。
この前とは違う感じがした。
「亜矢・・・いいか・・・?」
「・・・うん・・・」
「優しくするからな」
「・・・分かった・・・」
アタシは、智也と一つになった。
「痛かっただろ・・・」
「・・・うん、ちょっと・・・」
「俺が幸せにしてやるからな」
「ありがと」
アタシは智也と一つになれて嬉しかった。
「う・・・うん・・・」
「あ、亮も裕樹くんもいる」
あ・・・智也と目が合った。
また、目を反らした。
「亜矢・・・」
「え・・・」
智也が、こっちに来る。
「ちょっと亜矢借りるぞ」
「え・・・ちょっと待っ・・・」
「行ってらっしゃい」
アタシたちは麻美と千夏に見送られて、学校を出た。
「智也・・・?」
「ん?どーした」
「どこ行くの?」
「内緒・・・ほら、乗れよ」
アタシの体が宙に浮いた。
アタシは、智也の自転車の後ろに降ろされた。
「しっかり掴まれよ」
「え・・・」
智也は自転車をこぎ出した。
風が気持ち良かった。
「到着」
「ここ、智也の家?」
「あぁ。ほら、来いよ」
「え・・・お邪魔・・・します」
智也に案内されて、アタシは智也の部屋に入った。
沢山のCDの山に、雑誌の山。
黒い壁や床に、黒いベット。
すごく男っぽい部屋だった。
「亜矢・・・俺、亜矢のことが好きだ」
「え・・・」
突然の告白に、アタシは戸惑った。
「付き合ってくれ・・・」
「え・・・」
別に、ダメじゃない。
なのにアタシは、必死で言葉を探した。
「やっぱ、ダメか・・・」
「ううん!ダメじゃない!」
言葉が勝手に口に出た。
「え?本当か?」
「う・・・うん・・・」
「よっしゃ!!」
智也は喜んでくれた。
その時の笑顔は、今でも覚えてるよ・・・
やんちゃで、可愛いその笑顔を。
「亜矢・・・好きだ・・・」
「アタシもだよ・・・」
「キスしても大丈夫?」
智也・・・
あなたの優しさを、アタシは絶対に忘れません。
「うん・・・大丈夫・・・」
「ありがとな」
「・・・ん・・・」
智也との、二度目のキス。
この前とは違う感じがした。
「亜矢・・・いいか・・・?」
「・・・うん・・・」
「優しくするからな」
「・・・分かった・・・」
アタシは、智也と一つになった。
「痛かっただろ・・・」
「・・・うん、ちょっと・・・」
「俺が幸せにしてやるからな」
「ありがと」
アタシは智也と一つになれて嬉しかった。