夏のグランド
「いや…っぶ…頼りないなーって…」
奈美の笑いはそこが頂点だったらしい。
笑い声は止まり、周りの新入生は興味を失って、クラス発表の掲示に
視線を戻した。
「あ」
「何」
「俺、A組」
「あたしも。」
笑顔を通わせた。
クラスを確認すると、奈美は方向を変えて、駐輪場へと向かう道を歩んだ。
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