・・大切な場所・・
「この後、時間はありますか・・・」と田原。
「はい・・・」
「働いてみませんか?」
へっ・・・?!
キョトンとしている那槻に、田原はゆっくり言葉を掛けた。
「今日は平日ですし、スタッフは今いる3人だけです。働いてみて、お互いに無理だと感じたら不採用。大丈夫と感じたら採用。どうですか?」
「お願いします。」
「雄太!!彼女の制服用意して、着替える場所教えて。」
芳村の声に、カウンターの中にいた雄太が反応する。