ホントの恋の見つけ方

随分飲んでしまった
おぼつかない足取りを見てカズが近くまで送るよって言ってくれた。



「ありがとう~でも、私の家あそこなんだ~へへへっ」



そういって目の前にある高層マンションを指差した



「なんだ、めっちゃ近いじゃん」



「でしょ~それでは皆さんおやすみなさ~い」



フラフラしながら手を振ってる私の腕をカズは掴んで



「やっぱり心配だから送っていくよ」


といった。



「え~こんな近く大丈夫だよ~他の女の子は皆遠いんだからそっち送っていってあげてよ~」



南と後の2人もそれぞれの男の子にべったりでお持ち帰りされそうな勢いだった



今回、女の子が一人来れなくなったから男の子が一人余る



え?誰が余ってるの?

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