夢をみさせて
冷静に周りを見れば
会社員のおじさんや
OLのお姉さん、

そして私と
同じように制服を着た
女子生徒や男子生徒で
満員です。


これじゃ乗客の中の
1人とも思われてないかも
しれません。


私の存在すら
気づいてないかも
しれません。


彼はいつも外の風景を
見ているかなにかの本を
読んでいるかの
どちらかです。



やっぱり彼になにかを
はたらきかける勇気も
ない私。

< 13 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop