夢をみさせて

彼女に言われて私は彼を
探しにここにきたことを
思い出してあわてて周りを
見渡しました。

「んー…いてな…」

私はゆっくり答えようと
したとき思わず視界に
入ってきました。

「!!!」

彼です。


カーテンの仕切りの向こう。

準備をしているスペースに彼がいることを確信しました。


姿はカーテンで見えなかったけれど

声で

わかりました。

間違いなくあの人の声です。


< 34 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop