●罰ゲームの会●
「いえ別にイライラは…愚痴ってましたよー、自分が好きになる子はみんなトモさんを好きになるって」


「…んなこと言ってたんだ?」


一瞬トモさんの顔が曇った気がした


でもまたいつもの優しいスマイル


…気のせいだよね?


「あいつここぞという所で踏ん張りきかないからさぁ、もちょっと自分に自信持てばいーのにな、あぁまだ彗のことそこまで分かんないか」


彗くん…確かに自己評価低そう


見た目もいいし、もっと堂々としてたらいい感じなのに


「で?そのイライラくんは今日はどこ?」


華が会話に入ってきた
< 174 / 297 >

この作品をシェア

pagetop