●罰ゲームの会●
私がブルブル震えてると、後ろから大きな声がした


「ミタカく~んっ!!」


えっ?


突然の大声に、辺りにいたみんなが彼女の方を振り返った


そこには…


さっき私たちの所に来て懐かしい思い出に浸っていた…縞之内出身の彼女の姿があった


彼女は、ハニカミながら大声で続ける


「私、ミタカくんのファン一号です!昔…縞之内でいつもライブハウスに通ってたんだよ


ミタカくんのおかげで楽しい学生時代、過ごせたんだ!


社会人になっても色褪せないあの歌、…また私に聞かせてよ」
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