●罰ゲームの会●
「そんな事があったんですか。だからトモさん、人の見かけと中身の違いを見ようとするんですね
私も、つい自分の気持ちを誤魔化す方だから。初めて行った飲み会の席で、トモさんに本当の自分を見つけてもらった気がして、嬉しかったなぁ」
「ナミダちゃんは、分かりやすい方だよ。まぁ、婆ちゃんの事があってからかな
見かけだけで判断して、その人をよく知らないままお別れなんて嫌だし。もう後悔したくないなと思ってさ」
トモさんは一気に話すと、ふうと溜息をついてにっこり笑った
「まぁ、オレが変わったのはちょっとしたきっかけがあったからなんだけど」
その言葉に、もしかして…と思った
「トモさんの彼女って、もしかして福祉関係の仕事してたりします?」
「ハハ、バレた?」
トモさんは、珍しくちょっと恥ずかしそうにハニかんだ
「バレるも何も…だってそういうきっかけがないとなかなか気づかないですもん
でもそういう所で働いてる人って優しいイメージが…前に優しくないって言ってませんでした?」
私も、つい自分の気持ちを誤魔化す方だから。初めて行った飲み会の席で、トモさんに本当の自分を見つけてもらった気がして、嬉しかったなぁ」
「ナミダちゃんは、分かりやすい方だよ。まぁ、婆ちゃんの事があってからかな
見かけだけで判断して、その人をよく知らないままお別れなんて嫌だし。もう後悔したくないなと思ってさ」
トモさんは一気に話すと、ふうと溜息をついてにっこり笑った
「まぁ、オレが変わったのはちょっとしたきっかけがあったからなんだけど」
その言葉に、もしかして…と思った
「トモさんの彼女って、もしかして福祉関係の仕事してたりします?」
「ハハ、バレた?」
トモさんは、珍しくちょっと恥ずかしそうにハニかんだ
「バレるも何も…だってそういうきっかけがないとなかなか気づかないですもん
でもそういう所で働いてる人って優しいイメージが…前に優しくないって言ってませんでした?」