●罰ゲームの会●
幹事席にて
結局ギブアップってことでタカシくんの口添えもあり私はあの席から幹事席に移ることを許された
麗子さんは絶好調みたいで、あの席でずっと同じ人と話している
彗くんをチラッと見る
あの日と同じで、さっきから私と目を合わせてくれない
「彗っち~、何むくれてんの?」
「別にっ!」
バイトで鍛えた私の大声は入口にいたトモさんにも聞こえたみたいで、戻ってくるなり大爆笑
彗くんは相変わらず不機嫌だ
「ナミダちゃん、こいつ照れてるだけだから」
「さっき遠目にナミダちゃん見て、うちのサークル入らないかな~て言ってたの、ボク聞き逃さなかったもんね!」
タカシくん、ビールをグイッとひと飲みして、泡を口端につけたまま言う
麗子さんは絶好調みたいで、あの席でずっと同じ人と話している
彗くんをチラッと見る
あの日と同じで、さっきから私と目を合わせてくれない
「彗っち~、何むくれてんの?」
「別にっ!」
バイトで鍛えた私の大声は入口にいたトモさんにも聞こえたみたいで、戻ってくるなり大爆笑
彗くんは相変わらず不機嫌だ
「ナミダちゃん、こいつ照れてるだけだから」
「さっき遠目にナミダちゃん見て、うちのサークル入らないかな~て言ってたの、ボク聞き逃さなかったもんね!」
タカシくん、ビールをグイッとひと飲みして、泡を口端につけたまま言う