●罰ゲームの会●
「いないって、誰が?」


「ったく…電気位消して行けっつーの」


私の質問聞いてなーい


声小さいのかな…よし


「彗っくーん!!、」


彗くんに聞こえるように、背伸びして耳元で大声を出した


案の定、驚いて後ろに5歩位飛び退く彼


「びびったぁ~っ」


「だって私の話聞いてないしー」


しかもそんなに退かなくても


「誰がいないって?」


「兄貴、良かったあいついるとややこしーから」


そう言うと、ふっと笑って鼻歌歌い始める
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