Boy & Boy
「そういえば私ったらまだ自己紹介して
なかったわ。私、神條 梨胡(カミジョウリコ)です。
よろしくねー 郁君」
梨胡さんの笑った顔は陸君の笑顔に
とてもそっくりで親子だなぁ~って実感した
「そうだ!陸、郁君を部屋に案内してあげて。
私、夕飯の準備があるから」
「おk。郁行くぞ!!」
「うん。」
―――――――――トコトコ
「。。。。。」
何か気まずい。。。
話題。。。話題ないかなぁ~
「郁は、彼女とかいんの?」
え?!いきなり?!
「い、いないけど。。。陸君は?」
「。。。いない。。。
てか“陸君”ってのやめてくんない?」
え?!マジ?!こんなにカッコイイ人に彼女が
いないなんて。。。なんか悔しい。。。
―――――――――トコトコ
「ここがお前の部屋。
そんで隣が俺の部屋だから
なんかあったら言って」
「うん。わかった」
―――――――――ガチャ
「すっげー」
俺はすぐにベットに飛び込んだ
その部屋はあまりに大きかった
「。。。広すぎ。。。だろ。。。
眠。。。い。。。」