刹那【短編】

合コン


「ねぇ
美央ちゃんってさー

すごい俺の好みなんだよね。」





そう言って酒臭い息を吹きかけて来る男。







キモい



「あっそ。」






私は素っ気無く返事をし席を立とうとした。







グイっ






凄い力で腕を引っ張られ男の上に倒れ込む私。







「何すんの!?」





若干キレ気味でいうと
男は私の耳元で「二人で抜けない?」
と囁いてきた。






「いいよ。」






私がそう言うと男がいやらしく微笑んだ。
< 12 / 40 >

この作品をシェア

pagetop