刹那【短編】
どれだけまっても姿を現す様子のないお兄ちゃん。
暇だった私はそこで眠りについてしまった。
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トントン
トントン
誰かに肩を叩かれ目を覚ました私。
お兄ちゃんだ!!と思い振り返ると
そこには少し歳をとった警備員さんがいた。
「ハァ・・・・。」
無意識にでるため息。
するとその警備員さんは
「誰か待ってたのかね?
でももう今は時間が時間だ
危ないからお帰り。。」
そう私に優しく微笑みかけた。