あの夏を忘れない
「…にしても、春貴来るの早いな。」






「そぅよ。学校大丈夫なの?」









中川と華が口を揃えて言う。






その言葉に春貴と私は顔を見合わせて笑った。






「夏休み前にお昼過ぎまでやってる学校ないって!」







すでに時計は1時をまわっていた。







「そぅ言われればお腹すいたかも…」







「じゃあランドセル置いてご飯食べてもぅ一回集合にしようぜ。」









そして私たちは学校を出た。

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