桜の樹の下で、微笑む君が見たくて
「ごめん、遅くなって。」


まるで待ち合わせしてたかのように
俺は絢香に元へ近づいて行った。



「んっ? 誰?この人。
俺の女に何か用ですか?」



俺は相手の男を睨みつけた。

自分の中ではめいいっぱい怖い顔で。



「なんだ、彼氏いたのかよ。」


そう言って、彼は行ってしまった。









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