桜の樹の下で、微笑む君が見たくて
ある日のことだ。


俺は普段は車でバイト先に行く。
しかしその日は用事があり、
電車でバイト先に向かった。


今日は雨だ・・・


電車を降りて、改札を抜けると
絢香が立っていた。


傘がないのかな・・・?



「川島さん。」


俺は絢香の後姿に声をかけた。


「えっ!?」


びっくりしたように振り返る。
その表情はとても幼く見え
とてもかわいかった。




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