実録 出会い系サイト!!『実話』
“拓人、帰ってるんだ。っていうかアタシ、何時間寝たの!?”



そう思いながらリビングに行くと、拓人がソファに座ってテレビを見ていた。


「ごめーん。アタシ今日一日中寝てたみたい・・・朝起きたんだけど、またすぐ寝ちゃって。」


ジュエルを抱きながら言うと・・・


「仕方ないじゃん。亜美は妊婦さんなんだから・・・
それにしても、よく寝るねぇ~。」


と言って笑っていた。拓人が、夕食の準備をしてくれていたので、二人でそれを食べた。


食後にアタシが、あくびをしていると・・・


「まだ眠いの??」


と、クスクス笑っていた。


「眠くないけど、あくびがでただけー」


アタシがそう言うと、拓人は小さな袋を差し出してきた。


「何!?」


アタシが聞くと・・・


「開けてみて。亜美に渡そうと思って買っておいたんだ。」


と言った。

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