ずっと。

電話ってこんなに緊張したっけ

と思いながら本城が出るのを待ってた。


5回コールしたくらいに出た。


『もしもし』

うわぁーやばいよー(≧∇≦)
初めて声聞いたぁー(≧∇≦)

とか思いながら

『もしもし…、えっと……電話とか迷惑ぢゃなかった?』

『別に迷惑ぢゃないよ』

『そっかぁなら良かった』


それからしばらく沈黙が続いた…。

たぶん5分くらい…(;_;)

その沈黙になってる時に電話の向こうで誰かの声が聞こえた。

『誰か居るの?』

『弟が居る。』


そこからうちは話を作った。


『何人兄弟?』

『おれも合わせて3人。』

『そーなんだぁ。
うちは2人兄弟の一番下』

『おれは真ん中』

『上って、お兄ちゃん?お姉ちゃん?』

『上も下も男。』

『うちも上男。』



その後また沈黙になった。



その時、うちは修学旅行の時にあげた和菓子のことを思いついた。


『てかさぁ、修学旅行の時にあげた和菓子
おいしかった?』

『あぁーうん。おいしかった』

『そっかぁ(^O^)よかったぁ』

『てかさぁ、電話だと話せないから会う?
でも会う方が話せないと思うけどw』

『ぢゃあ別に電話でも良くない?w』

『まぁそっちがいいんならいいけど』

その時、やっぱり友達が言ってたことが本当だったんだぁ↓って思った…。


『うん別にいいけどw』


『てかさぁ、付き合っちゃう?』


『うん。
ん?えぇ!?!?!?
何でそうなるの!?w
話の流れてきに違くない!?w
てか、付き合わないよ!w』


『そーだよね!w
ぢゃあそろそろ親が帰って来るから切るね』

『うんわかったぁばいばーい』


それで電話を切った。



うちは電話を切った瞬間に


何で何で何で!?\(+×+)/
何であのタイミングで会う?なの!?w
てか、その後に付き合っちゃう?とかありえないでしょっ!!笑

てか、すごい適当ぢゃない?!(ρ°∩°)


とか思った。


< 19 / 65 >

この作品をシェア

pagetop