愛してた
「おーす!!」
私達は玄関で喋り過ぎて
思いっきり遅刻をしてしまった
「お前ら、懲りないな~( ̄3 ̄)先生疲れたぞ?また、担任だからな!」
「けんちが担任とかあきた~!!」
「お~、えみはそんな事言うんだな。成績下げるぞ?」
「ごめんなさ~い♪多分まだ、これからもっと、言うかも~(笑)」
「「「「(笑)」」」」
「分かったから、席つけ。」
「ねぇ~、席変わって?そしたら、今日オケ一緒に行ってあ・げ・る♪」
「私ここの席がいいから変わりな!」
「私もここの席がいいから変わってよ!」
「私も!いいでしょ?」
「あんた達“ダメ”って言ったらどうなるか分かってるでしょうね~。」
「コラ!!えみは人を口説くな!!綾乃達は人を脅すな!」
「先生…私達席譲ります。ちょうど、ここの席嫌だったんで…」
「おっ!マジで?助かる!ありがとうな!」
「ごめんな?こいつらわがままだから(^_^;)」
「大丈夫です。私達にとってえみさん達は憧れの人達なので全然嬉しいですよ。」
「今日、オケマジで行ってくれるんですか?」
「変わってくれたらね♪マジで行こ~う」
「じゃぁ、変わります。」
「山田。本当に良いのか?」
「えみさんが約束を守ってくれるなら。」
「えみ、守るのか?」
「当たり前じゃん♪」
「そうか…。5人とも感謝しろよ。」
「「「「「はいは~い。アザース(`∇´ゞ」」」」」
山田くんが座っていた席に鞄を置いて、私の周りに4人も座った。
周りから見たら
・チャラチャラ
・ギャル
・問題児
と言われてた…
でも、私達は何故か知らないけど、みんなの憧れで、尊敬されている。
なぜ?
まっ、そんな細かい事は気にしてない。