幼なじみ

いない

放課後練習の時だった。

「健次郎君。春香知らない?」

「知らないけど、どうして

一緒じゃなかったのか?」

「うん。春香いないの。

何処に行ったのか分からない。」

嫌な予感がした。

いつも見に来ている倉吉の

姿が無かった。そしてしばらく

して現われた。

練習中も春香のことが気になった。

練習も終わって帰ろうとした時

倉吉が声を掛けてきた。
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