゚詩作家。アンジュ☆彡
:∬時代∬:

◆□ B O X ■◇


恋することが 楽しく

時には 辛く 苦しかった
あの頃…

私が 頼りにした場所…

ちょっぴり 大人気分になれた 場所…

親に秘密を 持てた場所…

大好きな人の声が聞きたくて

10円玉を 数枚握り締め

家の近くの 電話ボックスに 駆け込んだ

息苦しいほどの

狭い空間で

数枚のコインが 私に

魔法をかけた。+゚・☆゚*○.

私の 幼い恋の思い出の場所



今、それは 街並から

姿を消しつつある…



今、幼い恋をしている

少女達は

持ち運び便利な 箱で

文字に 思いを託す*・*・*



あー。。。。


この時代を 30年後

少女達は どんな風に

懐かしむのだろう………



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