sky ‐キミと羽ばたく大きな空へ‐
やきもち
奏多と出会ってから、1週間がたつ。
あれから私と奏多は、よく会っていた。
私は奏多のおかげで、前よりずっとずっと明るくなっていた。
そして、ついに友達ができた。
明るくてかわいらしい、桜田 里緒(さくらだ りお)ちゃん。
クールで大人っぽい、御堂 詩織(みどう しおり)ちゃん。
どちらも、こんな私に話しかけてくれた。
それも、これも全部奏多のおかげだ。
私は、そんな奏多がいつの間にか好きになっていた。
「ねぇ。美月って奏多のこと好きでしょぉ!」
私は、突然の里緒ちゃんの言葉に真っ赤になってしまった。
「そっかぁ。だと思ったんだよね。」
と詩織ちゃんまで言った。
『好きだけど・・・。』
奏多は、私のこと何とも思っていないから・・・。
「あのねぇ、奏多は優しくて明るいからモテるんだよ。だから、一歩踏み出さなきゃ!」
『で・・でもっ・・・。私なんか・・・。』
「大丈夫!私たちがいるでしょ♪」
そう言うと、里緒ちゃんと詩織ちゃんは、フッと笑った。
「じゃぁ、早速!」
「詩織!」
「OK!」
私は、2人に両腕をつかまれ、更衣室に連れて行かれた。
『えっ!え~~~!!!』
少しすると・・・
「完成よ!」
「我ながら、うまくできたわね♪」
「ほら、美月見てみて!」
里緒ちゃんが、私の前に鏡を出した。
『な・・何これ・・・。』
「ふふん。いいでしょう♪」
鏡に映っている私は、自分とは思えないほど可愛かった。
いつもしている三つ編みは、アップになっていて、コテで巻いてあった。
そして、長かった前髪はきれいに切られていて、顔には化粧がしてあった。
『すごい!』
私が眼を輝かせていると、
「美月顔いいのに、前髪で隠れてるし、髪綺麗なのに、三つ編みなんだもん。だから、ちょっと、かわいく切ってみたの。」
「そうよ。顔かわいいから、びっくりしちゃった。でも、ちょっとしか化粧してないのよ。」
里緒ちゃん・・
詩織ちゃん・・・。
『ありがとう。』
「ちょっと、泣かないの。化粧が崩れるでしょう。」
「美月ったら。」
私は本当に、里緒ちゃんと詩織ちゃんが友達でよかったと思ってるよ。
本当にありがとう。
「んじゃぁ、見せに行こうか。」
「うん!いざ、奏多へ!!!」
『うんっ!』
あれから私と奏多は、よく会っていた。
私は奏多のおかげで、前よりずっとずっと明るくなっていた。
そして、ついに友達ができた。
明るくてかわいらしい、桜田 里緒(さくらだ りお)ちゃん。
クールで大人っぽい、御堂 詩織(みどう しおり)ちゃん。
どちらも、こんな私に話しかけてくれた。
それも、これも全部奏多のおかげだ。
私は、そんな奏多がいつの間にか好きになっていた。
「ねぇ。美月って奏多のこと好きでしょぉ!」
私は、突然の里緒ちゃんの言葉に真っ赤になってしまった。
「そっかぁ。だと思ったんだよね。」
と詩織ちゃんまで言った。
『好きだけど・・・。』
奏多は、私のこと何とも思っていないから・・・。
「あのねぇ、奏多は優しくて明るいからモテるんだよ。だから、一歩踏み出さなきゃ!」
『で・・でもっ・・・。私なんか・・・。』
「大丈夫!私たちがいるでしょ♪」
そう言うと、里緒ちゃんと詩織ちゃんは、フッと笑った。
「じゃぁ、早速!」
「詩織!」
「OK!」
私は、2人に両腕をつかまれ、更衣室に連れて行かれた。
『えっ!え~~~!!!』
少しすると・・・
「完成よ!」
「我ながら、うまくできたわね♪」
「ほら、美月見てみて!」
里緒ちゃんが、私の前に鏡を出した。
『な・・何これ・・・。』
「ふふん。いいでしょう♪」
鏡に映っている私は、自分とは思えないほど可愛かった。
いつもしている三つ編みは、アップになっていて、コテで巻いてあった。
そして、長かった前髪はきれいに切られていて、顔には化粧がしてあった。
『すごい!』
私が眼を輝かせていると、
「美月顔いいのに、前髪で隠れてるし、髪綺麗なのに、三つ編みなんだもん。だから、ちょっと、かわいく切ってみたの。」
「そうよ。顔かわいいから、びっくりしちゃった。でも、ちょっとしか化粧してないのよ。」
里緒ちゃん・・
詩織ちゃん・・・。
『ありがとう。』
「ちょっと、泣かないの。化粧が崩れるでしょう。」
「美月ったら。」
私は本当に、里緒ちゃんと詩織ちゃんが友達でよかったと思ってるよ。
本当にありがとう。
「んじゃぁ、見せに行こうか。」
「うん!いざ、奏多へ!!!」
『うんっ!』