FALL AND FLY!!
夢ならさめてくれ。

「だから、それはあなた次第です。」

その声はホテルの受付のようで丁寧ではあるが、保険の外回りのような暖かさはなかった。
まぁ、いいや。こんなところでオッサンと永遠に続く禅問答をしているとさらに頭が
おかしくなりそうだ。それに早く国の懐で楽な生活を送りてぇ。

「本当に君はそれでいいのかい?。」

どういうことだ。

「君は退屈だといっていたね。」

「あぁ。」

「できればこんなどん底の日常をやり直したい、そう君はおもっている。
ちがうかな?。」

「勿論だ。」

「......できるよ。」

「ぁんん?。」

「だぁ、かぁ、らぁ.....。」そこで間をおいて...。

「それが可能なんですよ。」

何だってぇ。

「わけは話してもわからなさそうですし、第一興醒めすることでしょう。
とにかく、やりますか、勝ちに行きますか、"YES OR NO"ですよ。
畜生、ワケわからねぇ間に進行しやがって、
受け入れ難いが、負け犬で終わりたかねぇと心がさけんでいるのがきこえる.....。
「おうよぉ!。」
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