my First boy last boy.






「…凪砂こそ…なんでここに?」



そう問われて、何故か秋ちゃんに海斗の彼女です。というのが言いづらくて…戸惑っていた。


そしたら海斗が近寄って来て、あたしを引き寄せた。



「俺の彼女」


ああ!言ってしまった!

秋ちゃんにバレたことが親にバレたみたいな気まずさで、あたしはどうしていいかわからず硬直していた。




「…まぢで?」


秋ちゃんは、半信半疑。



もうしょうがない。

う、うん…と吃りながら、こくりと頷く。



海斗は、あたしが同意したのを確認すると。



「ああそれと、さっきプロポーズしてオッケー貰ったから。よろしく、秋ちゃん♪」


更に、おちゃらけてにっこり笑いながら…とんでもないことを言ってしまった。





< 109 / 469 >

この作品をシェア

pagetop