my First boy last boy.
「…凪砂こそ…なんでここに?」
そう問われて、何故か秋ちゃんに海斗の彼女です。というのが言いづらくて…戸惑っていた。
そしたら海斗が近寄って来て、あたしを引き寄せた。
「俺の彼女」
ああ!言ってしまった!
秋ちゃんにバレたことが親にバレたみたいな気まずさで、あたしはどうしていいかわからず硬直していた。
「…まぢで?」
秋ちゃんは、半信半疑。
もうしょうがない。
う、うん…と吃りながら、こくりと頷く。
海斗は、あたしが同意したのを確認すると。
「ああそれと、さっきプロポーズしてオッケー貰ったから。よろしく、秋ちゃん♪」
更に、おちゃらけてにっこり笑いながら…とんでもないことを言ってしまった。