my First boy last boy.
もう大丈夫
「…おかえり。話出来た?」
「あー…今度海外から来る奴のことだった」
「秋ちゃんはここで働いてるの?」
「いや、この会社と1番繋がりの強い子会社の、重役をやってるんだ」
へー…そうなんだ。
知らなかった。
海斗には劣っても、秋ちゃんもすごいんだなぁと感心した。
「…まさか、凪砂が秋一の話に時々出て来てた近所の女の子だとわな」
へ?
「近所に自分に懐いてくる可愛い女の子がいて…妹みたいなんだって。昔、いつも言ってたよ」
妹、昔そう言われたら傷ついていただろうに。
今はそんなことを言ってくれていたことが嬉しい。