my First boy last boy.
「…は?」
素っ頓狂な声を発し。
そんなあたしの心情も知らない邪魔男は、あたしの存在にすら今気付いたよう。
振り返って、向けてきた顔がそう語っていた。
「邪魔!見終わったんならさっさとどいて!…ていうか、あたしの目の前に来んな馬鹿!」
あたしの苛々と言ったらハンパなく…。
「あ゙?いきなりなんなんだよ!」
馬鹿と言われて機嫌を悪くしたそいつに、臆することもなかった。
「あんたのせいで見えないの!掲示板が!」
「は?んなんで知らねー奴に馬鹿呼ばわりかよ!?
お前が小せぇのが悪いんだよ!」
「はぁ?あんただって、男のわりに小さいじゃん!」
「んだとっ!これから成長期なんだよア…」
「ストーップ!お前な、女の子相手に本気で怒るなよ。…本当のこと言われたからってさ」