my First boy last boy.





最近仕事忙しそうだったからな…。疲れてたのかも。



「…大丈夫?」


ちょっと心配になってくる。



「ん~。それより凪砂今どこにいんの?」


「外だよ。だけど、もうすぐで家着くよ」



「そっかぁ。ねぇ、じゃあ今から会いにいっちゃだめ?」



は!?


「駄目に決まってんでしょ!」



そんなんで来られたら、ウチん家来る前に途中で交通事故にでも合いかねない。



「え~、凪砂お願いだって~!」




絶対!だめっ!

今夜は自分家でゆっくり休んだ方がいいんだから。



そう言おうとしたとき。





『社長、大丈夫ですか?…水持って来たんで、飲んでください』





そんな声が、電話越しから。




< 209 / 469 >

この作品をシェア

pagetop