my First boy last boy.



込み上がってくるこの気持ちは、どんな風に表したらいいかわからない…




苦しくて、哀しくて


茫然として


孤独感に似たような
絶望感のような…




たたやりきれなくて…







「…っう、ひっ、…」





こんな仕打ち、ってないよ……。



春に嫌われてることはわかってた…。



だけど、ここまでとは思ってなかった…。











卒業生全員による、卒業のうた。


…だけど、歌ってなんていられなかった。





…ただ、泣いていた。



皆が卒業に涙して歌う中、
あたしたちは歌に混じって抱き合って、ぐちゃぐちゃに泣いていた――…









< 244 / 469 >

この作品をシェア

pagetop