my First boy last boy.
そんなことを考えている間に、ドアが開いて玄関に入れられると、
熱いキスが降りかかってくる。
まさかここで、とは思わなくて慌てながら、必死に答える。
だけども、何度も何度も角度を変えて繰り返されて、立っていられなくなり、海斗の体にもたれ掛かった。
そしたら瞬間、ふわっと体が浮いて…。
「…きゃっ」
お姫さま抱っこを、されていた。
恥ずかしいっちゃ恥ずかしい…。
まさかこの歳でこんなことをされるなんて思ってもみなかった…。
さっきの熱くて激しいキスに比べ、丁寧に優しく…ベッドへと下ろした。
急がないとなぁ、と言っていた通り。こんなとこで有言実行しなくてもいいのに。
ちょっと、笑えた。