my First boy last boy.




握手って、こんなものなのだろうか…。


こんなものを、大人たちは交わすのだろうか…。





「…うん。友達、ね」




いつか暖かかった春の手は、とても冷たく感じた。






こんな近くに居るのに、とても遠く感じるのは何故だろう。









この握手の距離が、


今のあたしたちの関係みたいだ。



……そう、思った。






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