my First boy last boy.

「俺だってそうだっつーの！」



「はぁ？元々の根源はあんたなんだからね！」


「根源！？つーか、あんたじゃねぇし！」



筒井 春だっ！

さっき担任が叫んでいたような名前を、不服だ。というようにもう一度繰り返す。


…春、…か…。



「あーあ。好きだったのになぁ、春」


「へ？」


驚き、目をまんまるくする男。



「…あんたのせいで嫌いになった。」


「だーかーらー！俺はあんたじゃね…」



「あんたはあんたで充分！」


「なんだとっ！」


なによ！とまた言い合いが始まるか…と思われた時だった。




「なーぎーさっ！」

いつのまにかいた聖花。



「その態度はだめってさっきも言ったでしょー！」


「わぁぁあー！」