my First boy last boy.








無意識に、あたしはその人をしばらく見つめていた。





そしたら、彼がにっと少し口角を上げた気がした。








「悪い、これ彼女だから」




慣れたようにあたしの肩を組み、女の人に見せ付ける。







「え…っ」


と声をあげようとしたら肩を組んでる手で、口を覆われた。





!?






ふがふが、あたしは顔をあげ、男を見た。





“合わせて!”




そう、瞳が言っているように見えた。









「じゃ、そういうことだから」










< 7 / 469 >

この作品をシェア

pagetop