my First boy last boy.




仕事の言葉が、何故か彼に似合わない。

服装はいかにも仕事が出来そうなのに。


くすっと笑う。




「ん。ちゃんとサボってばっかいないで仕事してよね?」


「はーい、頑張ってきますよー」



彼は椅子に掛けていたジャケットを着こんで、

頑張ってくるから、今度デートしてね♪


耳打ちで、囁いてくる。




ばいばい、と軽く手を振ってレジに行ってしまう彼。




「仕事でしょーが」




子供だったり、大人だったり。


読めなすぎて苦労するけど……楽しかったりもする。



ゆっくり、知っていこう。


ゆっくり、彼に近づいていこう。




< 97 / 469 >

この作品をシェア

pagetop