わたしのレシピ
そうして飲み食べ放題の2時間は終了。
2次会に行く人を募ってたけど私はお金もないし、終バスの時間もあるので行かないことにしていた。
ヒロも行かないというので2人で挨拶をして大通りまでプラプラ歩いた。
「帰りは?バス??」
「親に来てもらうー」
「あ、じゃぁ、くるまで一緒に待つよ」
バスの時間を一応確認して、バス停付近でお迎えの車を待った。
来た時はあまりよく見てなかったけど、お迎えに来たのは黒のツルピカの高そうな車で、お坊ちゃまなのかなぁ、、、なんて乗り込むヒロを見ながら思った。
すぐに発進するかと思った車の窓が開き、ヒロが手を振ってくれる。
可愛いなぁ。
ホンワカした気分で私も手を振った。