落ちていた遺書
「おはよう、ジョー。

サチ、きてるよ!」


「おお!そうか、

そりゃ良かった!

あとで

顔見にいくな!」


ジョーも

嬉しそうだった。


「ゆうべさ、

メアド知ってる限りの娘に

メールして

聞いてみたんだけど、

これといって

シュウカクなしだったわ。」


「そっか。

オレの方も

“想い出の場所”のこと

考えてみたんだけどさ。

なんかこう、

出てきそうで

出てこないっつうか、

もう少しで

分かりそう

なんだけどな・・。」


「そうなの!

ガンバって

答えだしてよ!

頼りにしてるんだからねっ♪」


「おう。

今日は文化祭だからさ、

考えたり

動いたりできるから、

なんとか

やってみるよ。」


「私も

クラスの模擬店のカフェは

あんまり

手伝わなくていいから、

動けるよ。

なんとか

2年女子全部を

チェックしてみる。」


「わかった。じゃ、後で!」


アミカは

キョウシツに戻った。


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