落ちていた遺書
「オレさ・・。

さっきワタルから

聞いたんだ。

あの日のこと・・。

アミカも

苦しかったんだな。

気づいてあげられなくて

本当にごめん。

オレも人のこと

言えないけどさ

忘れよう。

全部…。」



「うん。ありがとう。」



「それでさ、

これからは

ワタルが

サチを

支えていくそうだよ。

ずっと

守っていくって

アイツ、言ってた。」



「そうなんだ。

本当に

よかった。」



アミカも

胸をなでおろした。

ジョーとサチのことは

正直かなり

きつかったけれど

受けとめる

つもりでいる。



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