My name is・・
第一章 ~援助交際~

中年男のセックス

「あやちゃん?」


一瞬 誰のことだかわからない。
あや?そうそう私だ。


「はい。あっ 中村さんですか?」


こいつの中村って名字も本当かどうかわかったもんじゃない。


京都タワーの下のスタバ前で待ち合わせ。


「この辺 ホテルないからタクシー乗ろうか」


ずらーっと並ぶタクシーに 私と中村さんは乗り込む。

「河原町五条の……」

タクシー運転手にラブホの名前を言っている。

恥ずかしくないんだろうか?
私服は着ているが どう見ても10代の私と
40代半ばであろうオヤジ。
誰がどう見ても援交じゃん?


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