My name is・・
翼クンは何も聞いてはこない。
家出少女で住む所もなかった私がホストクラブで『決して安くない』料金を払っていることを どう思っているのだろう?

とりあえず今は聞かない。
だって喧嘩したくないもん。
まだお金も大丈夫。

それに翼クンは私が店に行った日は すごく優しくしてくれる。
いっぱいキスしてくれて いっぱいオッパイを舐めてくれて いっぱい「好き」だって言ってくれる。

援交のオヤジにされる全てのことが オヤジなら気持ち悪くて 翼クンなら嬉しい気持ちになる。
不思議だ。

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