野球男子
坊主VS岳
時間は少し巻き戻り、岳が登校している時だった。
「おい。話しがある。」
坊主が岳を呼びとめる。
岳は、軽く坊主を睨みながら、後をついていった。
「…んだよ。」
岳は、イライラしているそぶりを見せる。
「…悪い。でもこれだけはお前に言っときたくて。」
「…。」
このとき、
岳は気づいていた。
坊主がいつもと違うということに。
「……穂波を…譲ってくんねぇか…!!」
「は??」
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坊主VS岳