野球男子


「…全然いいって!!」



「…大事な話が…あってさ。」



アタシは岳を真剣に見つめた。



「……おう。…何??」



アタシは1回大きく息を吸い込んで、


言った。


「岳…ごめんなさい。
 アタシ、岳とは一緒にいれない。
 自分の…押し込んでた気持ちに気づいたの。
 




アタシ、

   まだ坊主のことが…!!」




「言うな!!」



岳はアタシの言葉を遮る。


「岳…。」


「この続きは…わかってる。」













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