野球男子
そういやそうかも。
最近のアタシ、坊主のことばっかりだし。
冬矢君のこと、考えるの久し振りだなぁ。
「……何か最近の穂波おかしいよ。」
「へ??」
朝香はめずらしく真剣な顔をした。
「悩んでることあんならさ、
相談してくれてもいいじゃん。
一応親友ってことになってんだし。」
朝香…。
朝香ならアタシのこの気持ちのこと、
何か分かるかもしれない。
「朝香…実わね………………。」
アタシは朝香に
最近の異変についてすべて話した。