愛を教えて
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「……ここどこ…?」
目が覚めたら見覚えの無い部屋のベッドに寝ていた
「目覚めたか?」
「蓮……?」
ベッドの横に椅子に座った蓮がいた
「お前が寝ながら俺の名前呼ぶから俺の部屋にメイドが運んで来たんだよ」
「全然記憶にない……」
そんなこと言ってたなんて信じらんない…
「さっき主治医に診てもらったらただの風邪だって、
だから2、3日は安静にしてろ?」
「分かった…寝てる」
布団を被って寝ようとしたら
「…まさかお前…俺に惚れたわけじゃねぇよな?」
惚れた?
「何それ!?
惚れるわけないじゃん!!」