ワルメン上等★恋したアイツは危険な男
春斗に支えられて翔平の方を見ると葵先輩は体をベタベタ翔平に近付けてた。

なぜか嫌だった。葵先輩が翔平にベタベタしてるのを見るのが嫌で嫌で仕方なかった。

さっきまでは、あたしが翔平の側に居たのに…と思うと見て居られなかった。

なのに翔平が

「しょうがねぇ一回くらいなら抱いてやる」

と言って葵先輩をベッドに押し倒した。

“……ぇっ何…ぃや”

あたしは、その瞬間走り出して翔平の部屋を飛び出した。
< 102 / 139 >

この作品をシェア

pagetop