ワルメン上等★恋したアイツは危険な男
無我夢中で走った。今頃、翔平は葵先輩の事を抱いてる。あたしが大好きな翔平のベッドで。
玄関を出た所で後ろから腕を掴まれた。振り返ると春斗が居た。ポロポロと涙を流すあたしは
「……ヒック…春斗ぉ~どぅしょぅ…ぁたし…ヒック翔平の事、好きなのに…」
その場に泣き崩れてしゃがみ込んだあたしに春斗が、やっぱりしゃがみ込んで
「ゆーな大丈夫だよ。翔平は葵の事、抱いたりしないから」
と言ってあたしの頭をポンポンと叩いた。
玄関を出た所で後ろから腕を掴まれた。振り返ると春斗が居た。ポロポロと涙を流すあたしは
「……ヒック…春斗ぉ~どぅしょぅ…ぁたし…ヒック翔平の事、好きなのに…」
その場に泣き崩れてしゃがみ込んだあたしに春斗が、やっぱりしゃがみ込んで
「ゆーな大丈夫だよ。翔平は葵の事、抱いたりしないから」
と言ってあたしの頭をポンポンと叩いた。