ワルメン上等★恋したアイツは危険な男
「それにしても、いい女だな。小田切の女にするには惜しい女だ。」

そう言うと椅子に座らされ両方の手首を後ろに縛られているあたしの後頭部に右手を回すと目の前に居る男の唇があたしの唇に重なった。

男の舌が入ってくる
「……んぅっ…んっ」

唇を離そうとしても右手でガッシリと後頭部を押さえられて離す事が出来ない。

あたしは男の舌を噛んだ。
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