ワルメン上等★恋したアイツは危険な男
お互いの気持ちを知って、どちらかともなく唇が重なり合った。

重なったあたしの唇に翔平の熱を帯びた舌が入ってきて、あたしは全身の力が抜けた。体に力が入らない。

翔平のキスは唇から首筋へ優しく全身を愛してくれる。

いつの間にか脱がされてしまっていたあたしの両膝を持って翔平が

「優那…いいか?」

と優しく聞いてくる。初めてのあたしは急に怖くなって膝に力が入った。
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