ワルメン上等★恋したアイツは危険な男
そんなあたしに翔平は言った。

「俺の目を見て、俺の事だけ考えてろ。絶対に目を閉じるな」

そう言うと翔平は、ゆっくりと優しくあたしの中に入ってきた。

翔平が入ったきた瞬間、激痛がして

「ヒッ…ひぃっ……ぃたぁぃ…」

あたしは翔平の背中に思いっ切りしがみついた。

この世のものとは思えない痛みだった。あまりの痛さに涙が出て

「しょぅへぃ…ぃたぁぃょ……」

と無意識に言ってた。
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